神戸高速鉄道の復旧後の建築限界

震災後の壊れた鉄道構造物の写真と復旧後の現物(鉄板巻き補強)は今でも見ることが出来るが、地下空間の情報は地上と比べてどこを補強したのかが分かりにくく、ネットでたまに話題になる震災復旧で神戸高速鉄道トンネルがH鋼で300mm補強してより小さくなったと言うのが口では説明しにくいのでネットに出します。

引用元は震災被害と復旧を当時の運輸使用が各鉄道会社に報告させた公式記録「よみがえる鉄路―阪神・淡路大震災鉄道復興の記録 運輸省鉄道局 (監修),    阪神淡路大震災鉄道復興記録編纂委員会 (編集)」です。

斜線部が補強箇所

実際に乗車すると遮光カーテンで見にくく、狭いトンネルの中の苦労された方々の努力が地上にある高架線と違って分かりにくいのですがこの図からもあの長い区間での難工事が偲ばれると思います。

 

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